茶器説明 

陶土茶壺は烏龍茶の恋人。新品の茶壺は一度お茶でボイルしてから使います。
紫砂で作られたものは、保温性、通気性において特に優れています。また、台湾産の物は1200から1260度の高温で燒結して遠赤外線効果があり、凍頂烏龍には最適。 日本茶用の急須でも大丈夫でしょうかとの質問が多いが、保温性、通気性、遠赤外線などを何れ欠けているので烏龍茶には向いていません。紫砂モノは材質は無数の気泡がお互いに緊密にチェーンをつくり、この特殊な構造が凍頂ウーロン茶(烏龍茶)の香りを蓄積してくれるのです。5年も10年も使い込む茶壺から淹れたお茶は新品の茶壺からより遥かに美味しいです。
釉薬とガラスは向かない、ステンレスは論外 瀬戸物系かガラス系は花茶系に適しています。紫砂モノのように高吸水率の性質をもっていないので花の香りをうまく引き出します。

蓋杯(蓋碗)

縁の反り返りが大きい程持つときに熱くならない

また、蓋杯のように口が広く、蓋は適当なドーム空間を持たせて花の香りを高揚させてくれます。花茶、ジャスミン茶、プアール茶、龍井茶
意外と美味しい水(軟水)も大事 美味しいお茶の方程式 良質のお茶+お茶に合う専用茶器美味しい水+時間+水温
泉(◎)、天然軟水(◎)、浄水器からとったお水(◎)、飲水器からとったお水(△)、水道水(地域によっては差が大きい、大都会の水道水は基本的はX)

茶海

お湯を冷ますにも利用できます。
茶海:熱湯を茶壷に入れた後、最初に茶海に入れるのは普通です。これに入れないで直接茶杯に移すと各茶杯の濃度は異なってしまので一度全部の茶湯を茶海に移し、茶湯を平均化します。


聞香杯
は高級茶向き
聞香杯:高級茶の香りを吟味するためのモノ。まず急須からお茶を注ぎ、茶杯に移してから残り香を愉しみます。残熱を利用して聞香杯に残っているお茶の香りを蒸発させます。
日本茶と同様に70度で抽出凍頂烏龍茶の香りあまりにも少ない。
97度〜100度のお湯で抽出することで
凍頂烏龍茶のリラックス効果が発揮します。
さらに、聞香杯を使用することで脳のリラックス状態は最高レベルに達します。
茶船 茶船:茶壺にお湯をかけるときや茶杯を温めるとき使います。
BASICな功夫式 功夫式では小さい茶壺1つと茶杯4つそれに茶海と茶船の組み合わせがベーシック。